塗装工事に必要な塗膜剥離工法とは?
こんにちは。
鳥取県倉吉市にある事務所を中心に西日本で活動し、鋼構造物塗装や橋梁塗装、塗膜剥離作業を行っている塗装業者、エスエー塗装工業株式会社です。
塗装を専門にしている弊社ですが、塗装の他にも塗膜を剥離させる作業を行うこともあります。
今回は、弊社が自慢とする塗膜剥離工法についてご紹介しようと思います。
塗膜剥離工法とは
橋梁や鋼構造物の塗装塗り替えを行う際に、古い塗膜中に基準値を超える高い濃度の鉛やPCBなど有害な重金属類が含んでいる可能性があります。
有害重金属類を含んだ塗膜のみを剥離する工法として、塗膜剥離工法を使用し除去するのです。
そうすることで、塗装塗り替え作業時に発生する特別管理型となる産業廃棄物の数量を抑えて処理費用の低減が期待できます。
加えて、作業時に飛散による作業員、一般公衆への飛散も抑制することも期待できます。
このように現場の条件によって環境問題を考慮した施工方法で作業を進めることで、安全により確実に作業を遂行することができるのです。
安全性と高品質な施工のために
また塗膜剥離工法を用いた後、素地調整が必要です。
あくまで剥離剤を用いた塗膜剥離工法は、塗装された塗膜のみに剥離効果をもたらすものです。
素地の凹凸に入り込んだ塗膜まで除去できるわけではありません。
完成度の塗り替え作業を行うためには、塗膜剥離工法を実施した後、必ず素地調整を行うことが求められます。
もし塗り替え塗装作業を行う際に、素地に古い塗装サビが残っていると新しい塗装の防食性能に大きく影響を与えてしまうことにつながります。
品質を損なわないようにするため、塗膜剥離工法の際はしっかり素地調整を行い、残存した遺物除去を徹底することが重要なのです。
塗装工事、塗膜剥離工法のことなら
いかがでしたか?
塗装工事には、現場状況によっては塗膜剥離作業を行わなければならないケースもあります。
そういった時により安全に的確に作業を進められるように、エスエー塗装工業では常に最新技術の導入を心掛けております。
塗膜剥離工法だけでなく、鋼構造物塗装や橋梁塗装についてのご相談、お問い合わせは、お気軽にお問い合わせページよりご連絡くださいませ。
最後までご愛読いただき、誠にありがとうございました。